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From aus. Jun 

カテゴリ:お知らせ

このページは、日体大OB 内川 純(Jun) 協力の下、オーストラリア留学中にタッチに関する情報等を載せたものです。


photo_jun.jpg

2001年4月、オーストラリアからJunが無事に帰ってきました。
一年間の貴重な体験を、19章も続けて書いてくれた事に心より感謝します。
Junは日本人で初めて、NTL(National Touch League)に出場した偉大なプレーヤーです。
これからのJunの活躍と日本タッチのさらなる飛躍を祈ります。

 

現在 Junは、私たちのチーム『志木クレッシェンズ』の仲間として活躍しております。まさか、同じチームでプレーするとは思いもしませんでした。


第1章!!

 みなさん、はじめまして、ジュンです。ただいまオーストラリア、シドニーにて、タッチと英語の勉強をしています。ホームページ作成者である誉さんからこの企画の打診を受け、少しでも多くの人にこちらの状況を伝えることができるならとの思いで、快く引き受けた次第です。どうぞ、よろしくお願いします。
さて、今回はまず、私の置かれている状況についてお話します。私は今ノースボンダイという所に住んでおり、そのボンダイを含むEASTSという地域でタッチをやってます。シドニーのシティより電車で10分くらいのボンダイビーチが有名な場所です。
こちらではだいたいその地域ごとにタッチの協会があり、また、その協会ごとに地域の代表チームをもっています。私は現在そのEASTSの代表チームに属し、そのチームをメインにタッチを行っています。
現在、その代表チームどうしのシドニーチャンピョンシップという12週にわたる大会が行われており、金曜の夜に試合、火曜に練習というサイクルでプレーしています。
また、木曜日はNSW大学の練習に参加し、日曜日はEASTSの地域のウインターリーグが行われているため、地域のチームに属し、メンズ「RAIDERS」、ミックス「HOOTERS」と毎週試合をしています。
それぞれのチームの状況などは近いうちにお知らせできたらと思います。
ということで、私はただいま週4回タッチを行い、オージーたちと熱くプレーしております。
私自身は来年の3月をメドに日本に戻り、そしてその後は日本のタッチに貢献できればと思っています。
個人的に何か質問がありましたら、下記のメールアドレスまでメールを送ってください。できる限り答えて行きたいと思います。
また、私の所属するEASTSのホームページもぜひ見てみてください。私の名前もチームリストに乗ってるようなので。
http://www.eaststouch.com.au/


第2章!!

 おそくなりました、第2弾です。ホントはもっと早く送りたかったのですが、ラグビー関東代表のお世話をブリスベンにてしていたため、ずいぶんと間があいてしまいました。ちなみに今はジャパンのコーチ大西一平率いる、IBMの遠征のお世話をしています。いろんな人脈ができ、また、勉強にもなり、よい経験をしているなと思います。
さて、今回はずばり、”オ-ストラリアでタッチはどんな感じで行われているのか”をお伝えしようと思います。
まず、タッチの競技人口ですが、20万人にも及びます。こっちの人口が約2000万人ですから、100人に1人の割合になります。日本と比較してみると、日本の人口1億5千万人にたいし、タッチ人口10万人(日本タッチ協会より、でもそんなにいるかな?)ですから、人口が日本の7分の1なのにタッチ人口は2倍ということになります。そして、私がいるNSW州においては6300ものチームが存在し、タッチを楽しんでいるわけです。
明らかにタッチはこちらでメジャーなスポーツであり、タッチを知らない人はほとんどいないでしょう。タッチ専用のシューズもスポーツ店にいけば買うことができ、タッチ専門のユニホームの店もあります。大きな大会があれば、新聞にも結果が載ります。テレビも州代表同士の大会”STATE OF ORIGIN”などは放送されます。私は毎週日曜日に私が住む地域EASTにて、試合をしていますが、毎回10面ものコートを使って試合が進みます。朝の8時から、昼まで入れ代わり立ち代わり試合が行われて、QUEENS PARKという大きな公園は日曜の午前中はタッチ一色になっています。決して、見てて、”うまい”と言えないチームも多数ありますが、10代の若者から40、50のベテラン勢まで、みんなゲームを楽しみ、それで満足して帰っていくのです。そして、生涯スポーツだけにはとどまらず、競技スポーツとしてもタッチは行われています。勝敗を求める、レベルの高いタッチはある意味ラグビープレイヤーを驚かすスピード、パススキル、ステップが随所に見られることでしょう。毎年3月に行われるNTL(NATIONAL TOUCH LEAGUE)では、オ-ストラリア各都市の優秀選手が集まり、12のチームが、その年のNo1を決めます。

生涯スポーツと競技スポーツの両一面を持ち、子供から大人まで楽しめる環境、組織がある、そして、認知度も高い、それがオ-ストラリアのタッチであります。
僕自身思うのは、日本でもやり方にしては今よりももっと競技人口もふえ、そして盛り上げていくことができるということです。それは『タッチ』というスポーツが単純におもしろいから。それを伝える作業をうまくできれば、ジャパニーズタッチプレイヤーはもっと確立されていくでしょう。
それを夢見て、それを実現するために、こちらで学ぶべきことを学んで帰りたいと思います。

それではまたです。次回は…… なに書こうかな。


第3章!!

 みなさん、お元気でしょうか。ジュンです。夏真っ最中の日本が少し恋しい今日この頃。ちなみにこちらは季節でいうと冬ですが、日中は半袖でも間に合ってしまうぐらいなので、日本と比べると楽なもんです。
さて、今回は7月7日から8月2日まで経験した仕事からになります。
この間、私はブリスベン、シドニーにて、ラグビー関東代表、そしてIBMの遠征のお世話をしました。仕事的にはこっちのコーチの通訳をしたり、身の回りのこと(雑用?)をしたりという感じです。この仕事を通して、いろいろな経験、出会いがあったことが非常にうれしいことであり、今後の自分に大きくつながることであったと思います。ついでに前よりラグビーに詳しくなった事もうれしいかな。ワラビーズバックスコーチのティムレーンを始め、オーストラリアを代表するコーチの方、ジャパンコーチの大西さん、元東芝府中監督の向井さん、そして、選手のみなさん。ラグビー雑誌によく登場する選手とこういう形で会えたことは正直ラッキーだなと思います。それと同様、日本のトップレベルのコーチングを真近で見られたのは、これからタッチをどうこうしようとしている僕にとってはこれまたプラスなことでした。

で、一番うれしかったことは何人かの選手にタッチのビデオを見せられたこと、タッチの話ができたことでした。現状としてはラグビーをしている選手は、タッチの正式なルールはほとんど知らないと思います。ラグビーの練習のなかで『タッチフット』という練習があるので、練習の一種目程度の認識しかなく、こちらで『タッチフットボール』という一つの確立されたスポーツがあるということは知らないでしょう。また、日本でタッチが行われていることも知らない選手も実際にはいました。
しかし、いざ、タッチの話、そして、タッチのビデオを見せてみると『おもしろい』『すげぇな』もちろん『疲れそう』とも言ってくれるのでした。
僕自身、意図的なサインプレイ、またはパススキルを使って、スペースを作り、アタックをあまらしてトライをとるという部分においてはラグビーと一緒であると思うし、特にバックスのプレイヤーはそこがおもしろく、そして、見ている人もそこにおもしろさを感じる人が多いのではないかと思います。
よって、タッチに共感を感じてくれるプレイヤーがいるのは当たり前なのかなとも思うのです。
日本でもラグビープレイヤーがなんらかの形でタッチを知り、そして、プレーする機会がたくさんあれば、ラグビーもタッチもやる、またはタッチに転向なんてケースも増えていくのではと思います。
そんな知る機会をこちらで与えられたことがうれしかったです。
なにはともあれ、ちゃっかりビデオ持っててよかったなと思います。
それではまたです。暑さもタッチで乗りこえましょう。意味不明。


第4章!!

 夏も終わりに近づいてきたのでしょうか。それともまだまだ暑い?こちらはぼちぼち暖かくなってきました。オリンピックの時期には最高の気候になるんだろうな。
さて、以前書きましたが、僕が所属しているチーム、EASTSが参加していた大会「シドニーチャンピョンシップ」が来週ファイナルを迎えます。この大会は各地域の代表が12週に渡って、リーグ戦を行い、トップ4チームがトーナメントに残るという形です。
で、EASTSは先週セミファイナルにて、惜しくもサドンデスで敗れてしまいました。よって、これで一回EASTS自体はオフに入ります。
今回、EASTSのチームを経験して、いろいろなことを想いました。このチームのことだけを振り返ると、もちろんタッチを勉強できたなと思うのですが、自分自身の充実度は決して満たされることはありませんでした。僕はこの大会を通して、10試合中3試合のみの出場でありました。それはやはり悔しいことであり、気持ちはどうにもすっきりしませんでした。
僕はこのチームに途中から参加した身であり、試合に1試合でも出られたならいいじゃないかとも思えるかもしれません。しかし実際、僕は練習を通して、彼等に負けないパフォーマンスができていたし、チームメイトもそれを認めてくれていました。自分がやれる自信もあっただけに試合に出れないことは苦痛でした。
僕が来た時には彼等はお互いをよく知り合っており、もうすでにチームとしてできあがっていました。そして、ある程度は理解できるにしろ、僕には言葉の壁も実際にはあり、また、プレイにおける微妙なニュアンスやフィーリングにはどうしてもついて行けない部分がありました。つまり言葉を交わさなくてもわかりあえる部分が僕にはわからなかったりと。彼等はわからなかったりすると本当に丁寧に説明してくれます。しかし、そんなことはゲーム中に無理なことであり、ゲームにおいてはわからなければいけないのです。
自信はありました。それでもいけるんだっていう。しかし、大事なゲームでは使う方としてはリスクの少ないプレイヤーを選ぶでしょう。
僕はそういう面で信頼を得られなかったこと、自分が追い付いていないことをわかっています。それが試合に出られなかった理由の一つであると思っています。
12月1、2、3と「STATE CUP」という3日間にまたがる大きな大会があります。それに向け、EASTSで自分がプレイできるならばそこで、また、他に自分がよりプレーしやすい、いいチームに入れることができたらチームを変えて望みたいと思っています。 楽しむだけなら問題がないのですが、勝ち負けを求めるレベルでのチームスポーツ、そしてそこに自分の国じゃないっていうのが含まれるとやっぱり難しいのかなと思います。中田にしろ、名波にしろ、野茂にしろ、佐々木にしろ、どっかで苦労はしてるんだろうな。
なんにしろ、どうにか、もっと英語もタッチも上達して、オージーの奴らと対等にできるよう、前進したいと思います。難しいなんていってたら始まらないですもんね。まだまだこっちにいるわけだから。
来週、オーストラリアUー20代表のキャンプに3日間参加してきます。若いのに交じって、走りまくってきます。そのレポートを次回はしたいと思います。
それでは、がんばりましょう。


第5章!!

 みなさん、こんにちは。今日で8月も終わりでございますが、日本は残暑が厳しいようで、まだまだ夏という感じでしょうか。
こちらはいよいよオリンピック2週間前ということで街がざわめき始めております。
人も増え始め、あちらこちらで取材をしております。日本のテレビ局も見たな。誰か有名人くるのかな、レポーターで。 それはさておき、8月27日からサマータイムが始まり、日本との時差が2時間になりました。これからどんどん日が伸び、夜の8じくらいまでは明るいそうです。楽しみですね、夏が。
さて、タッチの方ですが、8月27日~29日の3日間、コフスハーバー(シドニーとブリスベンの間くらい、バスで6時間くらいかかったな。)にて、オーストラリアU21代表のキャンプに参加してきました。
これは来年1月にNZで行われるユースのワールドカップのために行われたものです。
メンズコーチのアダム氏とベアーズの芝さんを通してワールドカップの時に知り合った人で、彼の誘いでキャンプに参加することができました。
メンズ、ウーメンズ、ミックスと3チーム一緒ということで、約50人くらいいたかな。
その中、僕はメンズのみんなと一緒に練習をしました。
練習の方は基礎練習、ゲインの仕方、試合とオーソドックスで、今回はゲームが中心でした。
そりゃみんな、選ばれてるだけ上手いです。スピードもあれば、パスもうまい。ただ、若いのでミスも多いかな。僕の目もこちらに来て5ヵ月が経ち、少しは肥えてきているので、驚きはしませんでした。自分も十分彼等に混ざってプレーができたし。 今回、勉強になったのはキャンプのやり方、コーチのプレイヤーに対する接し方、コーチングでした。
いちばんいいなぁと思ったのは、プレイヤーとコーチの関係。彼等は友達のように話し、コミュニケーションをとり、プレーに関してはコーチのいうことを尊重し、そして疑問点がみつかれば、すかさずディスカッションをする。そして全てをクリアにしてステップアップしていきます。そしてそこにはただただ真剣な姿があるのです。また、彼等の集中力。2日目は1日中練習で、午前中に一回休憩、昼、午後1回休憩という形でフルーツなどをとりながら、30分くらい休憩しますが、いざ、練習が始まると、その集中力はすごかったです。で、それでいて、楽しんでいるような。そんな彼等と一緒に練習をしていると時間が経つのもはやく、いつのまにか終わっているという感じでした。こっちにきて、日本との違いはなんだろうって思うことがあります。そして、そう考えた時に一番に思うのは、きまって、コーチングと思うのです。優秀なコーチの少なさ。こちらにはどのスポーツにもコーチを育てるシステム、環境があります。そこをおろそかにしたら、そのスポーツが伸びないからでしょう。日本のタッチもこれから教える人をどうするかを真剣に考えなくてはいけないと思います。それが今後の行き先を左右するくらいの心構えで。そして、少しでもその先駆けに自分がなれればなと思います。なにはともあれ、自分にとって有意義なキャンプでした。若いみんなと知り合えたことも大きかったかな。楽しかったです。

それではまたです。


第6章!!

 みなさんこんにちは。オリンピック始まりました。めちゃくちゃ盛り上がっております。街も僕も。
シティーはものすごい人で、さすがに世界中から集まっているだけあるなという感じです。
交通状況など、いろいろ心配されてましたが、とりあえず大きな問題はないようです。
開会式はシティーのビックスクリーンでものすごい人の中見ました。日本のコスチュームには少し参ったけど、よかったですよね。
そして、土曜日には体操を見てきました。午後から日本が出場してたのですが、僕がもっていたのは午前中のみの券で、日本チームは見れませんでした。しかし、オーストラリアのチームがでてたので、会場は異様に盛り上がっていました。
そんなにうまくないのに。
日曜日はサッカー。キャンベラまで車で4時間かけて。
そこは日本かと思うくらい日本人が集まっており、一日日本に里帰りした気分でした。
試合は御存知のとおり日本が勝ったので、非常に感激でした。試合後には選手を穴場で待ち、トルシエとちゃっかり握手をしてきました。
また帰りは偶然日本選手のバスを見かけ、横で並走して騒いでました。みんな気づいてなかったけど。
で、今日は野球。オーストラリア戦だったのでスタジアムは超満員。
気温が28度まで上がり、たぶん今までで一番暑かったような気がします。試合も日本が勝ち、最高でした。
黒木が気迫ある投球をしてたので気持ちよかったです。松坂も練習中近くで見れ、満足満足。
というようにオリンピック三昧の日々を送っています。せっかくこちらにいるのでいっとかないと損ですから。
しかし、あとは日曜日に野球を見にいくだけ。券が買えたら陸上も見たいんですけどね。お金もそんなにないし、仕事ももあるので。
4年に一度のこのオリンピックをシドニーで見れて幸せです。この雰囲気はホントに特別のような気がします。よかったよかった。
タッチの方は24日に練習があります。これは12月のSTATE
CUPのためです。
チームを今までと代えて、違うチームで望みます。その辺は次回のメールで。
24日女子マラソンなんですよね。少し見たいけど、しょうがない。野球は夜だから問題ないんだけど。
それでは今回はオリンピック楽しんでるぞってことをお伝えしました。次回はタッチで。
みなさんも楽しんでください。日本を応援しましょう!


第7章!!

 こんにちは。少し間があいてしまいました。1週間BARALLATというメルボルンよりさらに1時間の街を大学の大会のため、訪れていたので。
その話をする前にオリンピックの話を少し。

オリンピックの期間、本当にシドニーの街は、異様な盛り上がりでした。スポーツ大好きなオージーに加え、世界から応援に駆け付けた人、そして現地に住む異国人(オレ)が、2週間休む間もなく、オリンピック三昧でしたから。  今回のオリンピックがどのように評価されているのか知りませんが、僕自身、大成功だったのではないかと思います。競技のレベルの高さはもちろん、ボランティアの人、応援する人、そしてシドニーという街が一体となって、ものすごいパワーを生み出していたような、そんな気がするからです。日本の選手も好成績を残し、またシドニーオリンピックを肌で感じることができたことが大きな経験になりました。次回のギリシャもがんばって、行っちゃおうかなと思っちゃったりしています。
みなさんにはどのように映ったののでしょうか、シドニーが、また今回のオリンピックが。

さて、タッチの話です。10月1日から7日まで、バスで14時間かけて、BARALLATという街をUniversity Gamesという大会のため、訪れました。シドニーよりさらに南になります。遠かったよ、ホントに。
この大会は年に一回行われる大学の全国大会みたいなものです。16ものスポーツが集まり、サッカー、バスケ、水泳などに加え、タッチも含まれています。改めてこちらでは確立されているスポーツなのだなと感じました。
僕は毎週NSW大学の練習に参加していたので、学生でないためプレーはできませんが、ぜひサポートしたいということでマネージャーとしてついていきました。
試合のほうはリーグ戦を1位で通過し、セミファイナルも勝ち、ファイナルに進出しましたが、惜しくもドロップオフで敗れてしまいました。勝てると思っていた相手でしたが、中心プレーヤーの急な家族の不幸のための欠場、また、レフリーのミスジャッジも重なり、残念ながら負けてしまいました。
このチームはホントにいいチームで練習でも真面目な、そして、僕にとって楽しい仲間でありました。それだけに最後の結果にはとても悔しく涙がとまりませんでした。でもみんな、ベストプレーをしていたと思います。
この大会を最後にチームは来年までオフになります。最後に彼らと1週間生活を共にし、共に食事をし、飲み、楽しめた事をうれしく思い、またこれも貴重な経験をしたと思っています。と同時に大会に望むチームのモチベーションのもち方、大会中のチームのコントロールの仕方などなど、コーチ、キャプテンから学ぶものも多かったです。

さて、こちらでの生活も半年を迎えました。また新たなスタートをきろうとしています。その辺の話は次回に。
日本は秋を迎えますね。ようやく暑さともバイバイですね。こちらはいよいよ夏本番です。
それではまたです。


第8章!!

 みなさんこんにちは。日本は秋を迎えていることかと思います。さんまが恋しいです。
こちらはいよいよ夏到来という感じです。そしてタッチも本格的シーズンに入りました。

最初の頃と少し状況が変わりましたので、まずそれからお伝えします。
今までプレーしていたEASTSからMANLY.WARINGAの代表チームに変わりました。
これに到るまでを説明しますと、僕自身前も書いたように、もし自分がよりプレーできる環境があるならばチームを変わりたいと思っていました。
EASTSはいいチームでしたがこのままやっていても自分のやることが限られてしまうと感じてました。
その矢先に、STATE CUP(12月1,2、3と行なわれるNSW州の最も大きい大会)のためのトライアルがMANLY.WARINGAであるということを知ったので参加したところ、無事合格したので、そこでやることにしました。
実際プレーしてみて、レベルも高いし、自分がやりやすくもあったので今は変えてよかったなとおもっています。 そして今まで住んでいたBONDIから練習に通うのはしんどいので、住む場所も近くに引越しました。FRENCH FORESTSというけっこう山のほうで、交通の便も前よりわるくなりましたが、静かで過ごしやすいです。地理的にいうとハーバーブリッジ(オリンピックで花火すごかった橋)をノースの方にわたってちょっと行ったところです。 そして仕事の方も今まで日本食レストランで働いていましたが、11月より芝刈りの仕事につきます。知人のホストファザーがやらないかと誘ってくれたのでやることにしました。
彼はラグビーのコーチでもあり、非常におもしろいおじさんです。それもやろうと思った一つの理由でもあります。
環境が少し変わり、自分の刺激にもなって、半年経った今、もう1歩ステップするためにいいスタートを切ったように感じています。
という事で今はそのチームであの大会のために練習をしているところです。
日曜、火曜と練習、そして月曜がその地域のクラブチームの試合(代表とは別)、また水曜日も違う地域で試合があるので、4日連続です。ちょっと疲れますが充実しています。
代表チームは9月の終わりから練習をしていますが、今までは陸上部みたいに走りに走っていました。
しかし最近はボールを使うメニューが増え始め、ムーブやサインプレー、ゲインの仕方などと実践的になってきました。
11月4、5日とメルボルンカップという大会があるのでそれに向け少し仕上げている感じです。
また、月曜日はマンリーワリンガ地域の夏のコンペが行なわれています。
以前遊びで参加した時に夏また一緒にやらないかと誘われたのでそのチームでやっています。
このチームは冬のコンペで優勝したチームなのでまたやりがいがあり、いいチームです。
水曜日は今日からなのでまだよくわかりません。

いよいよタッチ三昧になってまいりました。楽しむと同時に自分自身のスキルを上げていきたいと思います。
それではまた追って報告します。

がんばっていきましょう!


第9章!!

 みなさんこんにちは。日本は寒くなってきたのでしょうか。こっちにも四季はあるのですが、日本とくらべると気温の差もそんなに冬も夏も変わらないので四季はあまり感じません。やっぱりはっきり四季がわかる日本がいい!
さて、タッチです。
先週末にメルボルンカップという大会に代表チームで参加してきました。場所はシドニーとキャンベラの間くらいのゴールバーンという所です。 予選の3試合を2勝1敗で突破し、クォーターファイナルを勝ち、セミファイナルに残りましたが、4ー2で惜しくも負けました。
代表チームで初めての大会だったので、そのわりにはいい結果がでたような気はします。
個人的には全試合にフル出場できたこと、リンクでプレーできたこと、5試合で3トライをとれたこと、チームに大会を通じて溶け込めてきたことなど、プラス材料が多い大会となりました。
試合をしていく上でコーチから信頼を得られたことがまたよかったことです。しかしその反面、もちろんマイナス材料があります。
最後のセミファイナルではウエストというシドニーチャンピョンシップで準優勝したチームとやったのですが、僕自身、後半疲れからほとんど動けない状態に陥りました。
トップチームのスピードにディフェンスで体力をほとんど消耗し、頭で反応していても体がついていけないという、こっちにきて初めての経験でした。
それなりに体力はついてきたと思っていたのですが、トップチーム相手にはまだまだ通用しないようです。
タッチにおいてフィットネスはかなり重要なことです。レベルが高くなるにつれ、そのチームのアタックスピードは目を見張るものがあります。ましてやミスもしないので、ディフェンスの時間が長く、70mをトップに近い状態でバック走で走らなければなりません。それが重なり、後半にはガス欠状態に陥ります。そして判断を鈍らせ、それがミスを呼び、全てにおいて悪循環をおよぼします。
3年後のワールドカップを考えた時に、AUSやNZと互角に闘うには彼等のスピードについていけるフィットネスが必要になってきます。もちろんスキルも必要になってくるのですが、その前に、なのです。
改めて、もう1ランク上のフィットネスを目指さなければいけないと感じました。
それでも今回は自分自身のプラス材料があったことを優先しつつ、マイナス材料は徐々に改善していくことにします。

今回の大会で、以前日本の大会に来たノースキャンベラの選手と偶然再会しました。
時を経て、タッチを通して、日本とオーストラリアで会えたことをうれしく思います。そんな選手との再会も大会での楽しみですね。
ということで12月のSTATE CUPに向け、練習に励みたいとおもいます。

それではまたです!日本は寒くなってくるでしょうけど、風邪に気をつけて。


第10章!!

 こんにちは。こちらは2,3日雨が降り続いており、昨日は練習が中止でした。1日中雨が降るのは珍しく、いつもなら午前中だけとか、夕方少し降ったりで終わりなんですけどね。日本はずいぶん寒くなってきたみたいですね。今帰ったら一人だけ真っ黒で浮いちゃうだろうな。
さて、今日は余談かもしれませんがクラブハウスの話を。現在僕はMANLY WARRINGAHという地域でタッチをやっているのですが僕がいつもプレーしているフィールドの横にそのMANLY WARRINGAH TOUCH ASSOCIATIONのクラブハウスがあります。ここでは売店、TVなどがあり、タッチ関係者がくつろげる空間があります。試合前にはここでメンバー表にサインをします。試合後にはビールを片手にAfter Gameを楽しんでいる人もいます。またいろんな予定やタッチに関する情報が集まっていて、ここに来れば今後何があるのかわかるので、何かと便利です。
このようにここだけに限らず、各地域の協会ごとにこういうタッチのクラブハウスをもち、タッチにかかわっている人が楽しめる、利用できる場所があることはうれしいことです。
日本にもこのようにタッチのクラブハウスがあるとうれしいですよね。そこに行けばタッチの仲間がいて、情報もそこにいけばすべてがクリアになり、またみんなで時間を楽しむことができます。
タッチを気持ちよくプレーし、タッチの仲間と楽しめる場、クラブハウスをグランドの横に設ける、それがやはり理想です。そこで話される試合のこと、今後のタッチのこと、そんなたわいもない会話が一つのスポーツの楽しみであり、それを楽しみにくる人もいると思います。そしてそれがそのスポーツを盛り上げていく結果につながっていくのではないかとも思います。そこにはお金の面などがもちろん関係し、到底1人ではどうにもならない世界であり、協会の法人化なども関わってようやくできるかできないかでしょうが、その理想に少しでも近い方向に持っていけるように、動いていきたいです。
タッチを楽しめる環境作り、変えられることはたくさんあるし、できることもたくさんあると思っています。タッチをプレーするみなさんが意見を出し合って自分達でやりやすい方向にもっていけるようにしていきましょう!

日本でのこと考えちゃうとはやく日本に帰ってみなさんと動いていきたいんですけど、もう少しこっちでタッチやってからということで。
それではまたです!


第11章!!

 こんにちは。寒くなってきたかと思います。こっちは暑いです。仕事柄いつも外にいるので”黒すぎだろっ”てくらい黒くなってます。
さて、記念すべき第10弾(本当は11弾?)は、少し長めに。力を入れて書き下ろしました。それでは。

ステイト・カップ
11月30日、ステイトカップ前日。10時30分、家の前のショッピングセンターでコーチの車を待つ。今日も日差しの強い、オーストラリアらしい晴れ間がひろがっている。コーチは予想通り時間どおりには来ない。電話が鳴る。「あと7分で着くから待ってろ」その時間だけは妙に正確だ。オージーの時間のルーズさは並大抵ではない。オージータイムなるものが確実に存在している。時間どおりに動く自分が間違っているようなそんな感覚にさえ陥るのだから。バスにおいてもそうである。時間どおり来ないのは当たり前。たとえタイムテーブルの10分前に来てもそのままいってしまう。1時間に2本しかないっていうのに。
この日は日中35度を超える暑い日であった。その中コーチの車ベンツは快調にポート・マクワリに向かう。日本でも乗ったことのない外車で海沿いをドライブするのは気持ちのいいものだ。練習に行く時もリフトしてもらう時が多々あるが、その時も海の近くに住んでいるがため、快適なドライブを楽しめる。
僕らが向かっているポートマクワリという場所であるが、シドニーから車で北に400キロに位置する、地元の人がホリデーなどの休みでくつろぐ場である。リゾート地とまでも行かないが、海を横手にゆっくりくつろげる場所。埼玉に住む僕の感覚からいうと伊豆、かな。そこで年に一回ステイトカップという大会が行われるわけだ。
ちなみにステイトカップとはNSW州の地域の代表が集結し、3日間かけて行う大会である。190チーム、2500人のタッチプレーヤーが集まるのだからすごい。街に出てもそこらへんにチームシャツを着てうろうろしてる人たちを見かける。この3日間はタッチのための街となり、僕らを盛り上げてくれるわけだ。
僕が所属するマンリーも8チーム(メンズオープン、ウーメンズオープン、ミックス、オーバー30など)を率い、総勢100人を超える集団である。この大会のために各チーム練習を重ねてきている。もちろん勝ちたいから練習しているのだろうけど、それと同時にチームを楽しんでいる、そんな気もした。
3時すぎにホテルに到着、ゆっくりして、チームメイトとディナーを食べる。ビール好きなオージーもこの日はさすがにビールを口にしない。コーチが飲むなといったわけではないのだが。たばこにおいてはうちのチームは吸う人が一人もいない。他のチームも1人いるかいないかであろう。いろんな会場に顔を出しているけど、たばこを吸っている人は見かけない。タッチプレーヤーに置いて喫煙者は極めて少ないと思われる。

ホテルに帰り、早めに寝る。いよいよ大会が始まる。楽しみだ。
12月1日。空が曇っている。昨日シドニーで大雨をもたらした雨雲がこっちにむかっているらしい。今日は1日雨の予報だ。AUSの天気予報はかなりの確率で外れるが、この日ばかりは不幸にも的中した。残念ながら大会初日は雨である。
会場は空港(小型飛行機のための)の横に位置し、飛行機が離陸着陸を繰り返している。着陸の祭にはアタマの上を通るので、正直そのたび、怖い。落ちてきたら必ず死ぬだろう。
フィールドの周りには各チームのテントが設けられ、売店、タッチグッズショップ、子供の遊び場と、華やかな感じがする。AUSで芝は当たり前だがここは質がいい。そして使うフィールドは実に20面を超える。日本でやれといってもできないだろう。奥のフィールドは遠く向こうに存在している。メインフィールドで一回くらいできるだろうか。
試合形式は30分ストレート。(ファイナルは25分ハーフ)メンズオープンにおいては3つのプールに分かれて予選が行われる。Aプール6チームの中から上位2チーム、B,Cプール7チームの中から上位3チームがクォーターファイナルに進出できる。そしてセミファイナル、ファイナル。僕のチームマンリーはAプールに属している。とりあえずは予選を突破しなければ話にならない。道は長そうだ。
ウォームアップ開始。雨はまだ激しい。ここまで来て寒さを感じるとは思わなかった。それでもアップをしながらテンションを高めていく。だいたいどこのチームも試合開始20分前くらいからアップを開始する。軽くあわせて、身体閠ルぐす程度。日本でみっちりウォームアップをしていただけにいつも物足りなさを感じてしまう。
12時20分、ファーストゲーム。6-2、勝ち。出だし好調である。自分自身は少し緊張し、いい集中力をもって臨めたが、いいプレーもしなければ悪いプレーもしないであまり目立たなかった。雨が降っている状況のなか、スローペースの展開となったが、その中でみんなミスを最小限に抑え、よくやったと思う。
僕のチームは目だって上手いというプレーヤーはいない。どこのチームにも1人や2人いるものだが、うちはいない。みんなそこそこ上手い。それでも強いのはチームワークがいいからの一言であろう。プレースタイルはパスを多く使い、つないでつないでフィニッシュにもっていくという、タッチを最も楽しめるスタイルである。これはしかしチームがまとまってないと難しく、一人でも自己中心的なプレーをするプレーヤーがいると成り立たない。
そしてコーチが試合前に言う。‘誰かがミスしても決してネガティブな言葉をかけるな。いつでもポジティブな声を掛け合って、自分達のプレーをしよう’と。
いろんなチームがあるだろうけど、僕はやっぱりこのチームが好きである。チームの雰囲気がいい。以前いたEASTとはまた違うものがある。EASTのプロフェッショナル的な感覚、行動はすばらしかったが、どちらかというと僕にあっているのは今のほうであろう。

試合と試合の間には他の試合を見たり、うろちょろしたりと。で、うろちょろしている時にもう一人の日本人ブンと会う。彼は以前日本で一緒にプレーした事のあるニュージー育ちの22歳である。事前に連絡していたのでいることは知っていたが、いざ会うとうれしいものである。彼は今回ミックスチームとして大会に参加していた。なかなかいいチームだよといっていたので試合を見たかったが、見る機会がなかった。
2時40分、ラウンド2。5-0、勝ち。雨がやんで、自分も要所要所ボールに絡め1試合目よりはよかったような気がする。チームとしてよかったのは得点されなかったこと。スクイズが機能し、ディフェンスにおいてはノーミスだった。トライも自分達の形でとれていたので、明日につながる内容であった。
試合が終わって晴れてきた。誰かが言う。‘これがいつものポートマクワリだよ’って。遅いっつうの。
12月2日。快晴とまではいかないが、いつものポートマクワリだ。試合は昼からなので午前中はゆっくりできる。チームメイトのトビーと町に朝食を食べに車で向かう。彼は僕のルームメイトである。ちょっと変わった奴である。そして足がめちゃくちゃはやい。ベーコンエッグサンドを食べ、コーヒーを飲む。朝からそこらへんにタッチプレーヤーを見かける。偶然ブンにも会う。もう1試合してきたそうだ。よかった、昼からで。
11時、チームで会場に向かう。いざ。
12時20分、ラウンド3。2-2、引き分け。試合終了ホイッスルと同時にトライをとられる痛い引き分けであった。相手はアボリジニーのチームでトリッキーでクイックなチームであった。予想以上に苦戦をしい、自分達のリズムにならず、2点は取ったものの最後までミスが続き、ちぐはぐしていた。僕自身も1点目をコミュニケーションを怠った為とられ、その後もまったくいい動きができなかった。たぶん今までワーストだろう。内容があまりよくなかったので終了後チームが重くなる。僕自身も気持ちの切り替えに努めた。あと2試合自分のプレーができるようにと。
2時20分、ラウンド4。4-3、勝ち。冷静に見て、こんな接戦になる相手ではなかったが、3試合目同様チームがうまく機能しなかったのが接戦になった原因であろう。いつもならミスをしない所でボールを落としたり、パスミスしたりと、明らかに前の試合をひきづっていた。しかし、それでも勝てた事が大きい。僕自身も4試合目にしてようやくトライ。少し気持ちが楽になる。このままノートライで大会を終えたなら裸でプールに入らなければならなかったから。それはどうでもいいことであるが、真剣に悩んでいるチームメイトもいた。
これであとはチャンピョンチーム、パラマタとの試合である。このチーム、圧倒的な強さで予選を勝ち進んでいる。僕らが引き分けた相手にも10-1と快勝している。これだけを見ても明らかに向こうの方が力が上である。シドニーチャンピョンシップにおいても7年だか8年連続で優勝しているシドニーで最も強いチームである。何度も試合を見たことがあるが、強い、うまい、の二言である。トッププレイヤーのスキルはもちろん、スピードもあり、チームとしても出来上がっている。うちとしては当たって砕けろの心境だ。
試合まで時間があるのでリラックス。僕はこのチームにいたるまで、9チームを経験している。そのため、それなりに顔が広がった。この大会でもあらゆる場所で知っている顔を見る。そのたびに挨拶をし、ちょっとした話をする。チームはどうだ、トライはとったか、などと。そんな時間も僕にとって楽しみの一つである。時には名前を忘れてそのまま話している時もあるけれど。‘お~!? How are you?’って。

さて、予選ラスト。チームはいい雰囲気だ。みんな力が入っている。自分達の試合をするだけだ。
4時45分、ラウンド5。2-4、負け。正直よくやったと思う。負けたけど、自分達の今までのベストゲームだろう。最初5分で2点をとられ、さらに1点、2点をとられ、やばいかなとおもったけど、ここからディフェンスががんばる。中盤は互角の勝負をして、流れがこっちにくる。1点をとり、そして2点目を僕が取る。ゴール前のパスとインターセプトして、60mをぶっちぎった。追ってはきてたけど、追いつかれまいと、100%で走った。そしてダイビングでトライ。
この試合チャンピョンチームの試合のため、多くの観客が集まっていた。目当ては無論うちではないが、その中で僕のプレーが見られたことが素直にうれしい。トライを取った時、四方八方から拍手と歓声が聞こえたのを覚えている。こっちでインターセプトをすると日本以上に盛り上がる。そんな場面を多々見てきた。そしてこの試合で自分がその場面をつくれるとは思ってもみなかった。試合が終わってからも知らない人が声をかけてくれる。‘グッドトライ’と。ただただうれしかった。
結局試合は負けてしまったが、コーチも満足そうであった。また予選もポイントの関係で2位で通過することができた。とりあえずホッとした。

その日の夜マンリー全てのチームが集い、ディナーの後ちょっとした壮行会のような場があった。お互いのチームの健闘をたたえあい、明日勝ち進んだチームをみんなでサポートしようと言う声とともに終わる。
クォーターファイナル。いい試合がしたい。この日も早く寝る。
12月3日、ステイトカップ最終日。外には青空が広がっている。天気予報では26度の表示。いつもそうであるが、日差しが強いので、予想最高気温よりはるかに暑く感じる。日本のようにじめじめしてないのが救いである。
朝7時に起き、準備をする。少し足が張っている。みんなも同じ様に、ここまでくると体にガタが生じている。テーピングをまいて臨んでいる選手が増えている。
チームで会場に向かう。
到着するとすでに試合が行われている。最もはやいのは7時半。その試合でなくてよかった。3日間で終わらせるような大会でないのかもしれない。
レフリーの話をしていなかったので少し。1試合に3人のレフリーがついている。たぶんレフリーの数も相当なものであろう。胸にはバッジがつけられ、そこにはレベルが書いてある。最高で6まであり、4,5,6とレベルの高いレフリーが集まっているようだ。なんとか帰るまでに自分自身もレベル1を取得しようと思っている。
さて、9時ウォームアップ開始。相手はウエスト。以前別の大会で敗れている相手である。スピードがあり、ガンガン攻めてくる。
コーチが戦術を述べている。コーチの名前はテリー。彼はソフトに物事を話し、いつでもプラス志向、選手がミスをしてもまったく文句をいわない。いいプレーをしたときや別になにもしてなくてもこまめに声をかけてくれる。どのプレーヤーにも均等に。このチームにはこのコーチがあっているのだろう。なんだかそんな気がするのだ。僕自身にもホントに親切にあたってくれた。‘JUN!わかったか’どんな些細なことでもそうやって最後に聞いてくれる。僕はこのコーチのためにも、いいプレーをしたいとそんな気持ちを大会中もっていた。

試合前、キャプテンのピーターが言う。‘100%の力だ、全てを出し切ろう!’
9時30分、クォーターファイナル。2-5、負け。最初の10分は互角の攻防であったが、1点をとられ、緊張の糸が切れてしまった。たてつづけに2,3点ととられ、20分を過ぎた頃には5-0となっていた。最後の10分で2点を返したが時すでに遅しであった。
残念ながら完敗であろう。なにか昨日の試合で全てを使い切ってしまったようなそんな空虚感が漂う試合だった。僕自身も決めてとなるプレーができず、不完全燃焼のまま試合が終わってしまった。
そして僕の、僕らのステイトカップが終わった。

優勝したのはEASTだった。僕は彼らと少しの期間だが一緒にやれたことを誇りに思っている。この優勝はさらにそれに輪をかけ、ただ素直にうれしかった。
帰りの車の中、ずっと思ってた事がある。‘来年も出場しよう’と。そう、今度はジャパンと共に。こんなすばらしい大会に参加していけば、チームは強くなるだろうし、次につながっていく。また僕自身もやり残したことがある。日本のチームで来て、トップチームに勝つ。そんな日を夢見て。
なにもかもが新鮮な、この大会であった。自分が見たこと、感じたこと、プレーしたことヘ大きな経験になったと思っている。トップレベルの中で自分がそれなりにやれたことも自信につながった。あとはこれからが問題。課題を明確にして、足りないポイントを補っていきたい。
帰る途中、運転していたチームメイトが居眠りし、あやうく事故りそうになった。その場で僕が運転を変わり、ひたすらまっすぐ進んだ。こりゃ、眠くなるわ。
終わり。
それではまたです。


第12章!!

 今年最後です。第11弾。お世話になりました。来年もよろしく。
みなさん、こんにちは。クリスマスも終わり、あとは年越しを待つばかりです。今年のクリスマスは夏ということで、すごく違和感がありました。街はサンタやら、ツリーやらで盛り上がっているのですが、暑いのでまったくピンとこなかったです。
その日はボスのノディの家で、パーティーをしていたのですが、家のすぐ前がビーチなので、パーティーの途中で「じゃ、海に行こう!」といって海にいって遊んだりと、今まで味わったことのないクリスマスパーティーとなりました。それはそれでおもしろかったんですけど、やっぱりクリスマスは寒い方があってるような気もします。

さて、タッチの方はステイトカップが終わり、一息つくかと思いきや、NTL(National Touch League)のセレクションがあったりで最近までなにかとありました。クリスマス前からオフとなり、開始は年明け2週目あたりです。
NTLとはなにかといいますと、毎年3月に行われるオーストラリアで最もハイレベルな大会です。これはどのチームでもでれるわけではなく、オーストラリアタッチ協会がもつ全国各地の12のチームにセレクションにて入り、その12のチームで争います。ちなみにシドニーには3チームあります。
この前のステイトカップでは地域の代表ということでしたが、今回はいくつもの地域代表が合体し、その中の代表にならないと試合に出られないので、グッドプレーヤーのみが集まった大会となるわけです。
AUSの一連の流れとして、3月にこのNTLが開催され、そしてこの大会で活躍した選手が選ばれて行われる、州代表同士の試合が4月に行われ、またそれでセレクトされた選手、ナショナルチームが5月にNZと試合を行うという流れになっています。
そして僕がセレクションを受けたチームがSccopions(スコーピオンズ)というチームでNTLでも毎年上位に食い込む強いチームです。僕の住む地域周辺で編成されているのがこのチームであって、いい場所に住んだのかどうなのか。強いのはいいけど、入りにくいということで。

セレクションは試合のみ。5人のセレクターが見守る中、プレーをしました。メンズ、ミックスとセレクションをうけ、どっちかに入れればという想いの中、ミックスのチームにて生き残ることができました。メンズにおいては10人以上の州代表、ナショナルチームを経験するプレーヤーがいるとのことだったので、ムリなチャレンジだったのかもしれません。ただ、彼らと混ざって、試合ができたことはうれしく、本当におもしろかったです。そしてこの試合で、そこそこやれたし、途中セレクターが僕に質問にきたりしたのでたぶん目にはついたのでしょう!?終わった後、自分でも満足のいく動きができたと思ったので、ひょっとしたらと思いましたが、やっぱりダメでした。またこのセレクションには何かとルールがあるようで、過去3年間の実績がポイントとして、各プレーヤーに加算されているそうです。つまり州代表の経験があるとかナショナルチームの経験があるとなるとそれが有利に働いたりと。極端に言えば、何年もナショナルチームでやってるひとはセレクションをうける必要もないのです。ホントにそんな人もいましたけど。君の実力は知っているから改めて見る必要もないって感じでしょうか。
でミックスですが、11人のメンズが選ばれたわけですが、まだここから7人までに削られます。選考が難しく、とりあえず11人に絞ったとのことでした。現状としては厳しいなという思いです。みんなうまいから。ここまでくるとホントに素直にそう言えてしまう。
年が明けないとすべてがはっきりしないので、わかった時にまた報告します。
2000年ももうすぐ終わりですね。今年もいつもこの時期感じるようにあっというまでした。特にこっちに来てからさらに時の経過が加速したような。時が経つのが遅く感じるよりはいいですかね。
いろいろ振り返るのは日本に帰る直前にしたいと思います。年が変わるとはいえ、今は振り返る時期じゃないような気がしています。

今年の年末は紅白も見れないし、どうしようかな。初詣もいけないな。まぁいいや。
それではみなさんよいお年を!

次回は2001年に…


第13章!!

 こんばんわ。2001年初メールになります。今年もよろしくお願いします。
お正月はどうだったでしょうか。こちらは正月よりもクリスマスなので年越しと同時に花火が上がるくらいであとは何を食べるわけでもなく、テレビ番組もまったくいつもどおりで、正月気分になんかまったくなれませんでした。暑いし。それでも花火はシティーまで見に行き、こちらの年越しを満喫したような気がします。オリンピックの閉会式のように見事なものでした。
仕事も3日から始まり、タッチは4日から、またタッチとガーデニングの毎日を送っています。月曜は試合、水曜と日曜がNTLスコーピオンズの練習、木曜が試合といった感じです。
スコーピオンズの練習はみんながもう上手いので実践形式でチームを作っていく感じです。サインプレーを決めたり、自陣からのゲインの練習、ゴール前の練習、あとはフィットネス。
上手い人とやることは単純に楽しいし、勉強になることが多くてタメになってます。しかし、まだこれからメンバーを絞られるという状況が自分の気持ちを楽にさせてくれません。自分のプレーをアピールしなくてはいけないし、自分の目から見てもチームの中で自分がぎりぎりの所にいると感じているので、余裕はないです。まぁそれでもダメもとで思い切りやろうという気持ちでなんとかいいプレーをしたいと思っています。
さて、今週ニュージーランドにワールドユースの大会を見に行ってきます。日体の後輩がどんなプレーをするのか非常に楽しみです。そのレポートは次回に報告したいと思います。
それではまたです。


第14章!!

 みなさんこんにちは。東京では雪が降ったみたいで。シドニーでは40℃を超えたりして。どっちもどっちだな。ちなみに今日は祭日です。
さて、NZにいってきました。そう、ユースワールドカップを見に。僕は大会初日の夜から滞在し、大会終了次の日の朝にAUSに戻りました。気候の方はAUSより少し寒めで、雨が降ると冬着が必要なくらいでした。
今回、僕はジャパンを率いた日体大後輩にあたる杉浦保志からのメールでこの大会に至るまでの経緯を知ることができていました。残念なことにそれまでの道のりはとても順風満帆とはいえぬ壁多き道でありました。協会から協力がほとんど得られなかったことを筆頭に、チーム作り、マネージメントなどを、全てを杉浦が中心となり道を開いていかざるを得ない状況でした。しかし、その状況の中、彼らをサポートしてくれた多くの人がいました。その人たちがいなかったら、彼らはさらに難しい中にいたはずです。本当に感謝です。
そして、何よりも、選手のために多くの時間を費やし、全てを自らの情熱で成功へと導いた杉浦保志にこの場を借りて、感謝の意を表す次第です。彼の行動、言動が今回、多くの人を動かし、選手からも全信頼を受けて、すばらしいチームを作りました。

今回の大会を振り返る前にそのことを最初に述べておきたいと思いましたので。
で、大会です。ジャパンの結果は予選を4位で通過し、セミファイナルでNZに敗れました。僕は全ての試合がジャパンのベストゲームであったと思っています。彼らにとって世界と戦うのは初めてのことの中、タッチを始めて1年,2年の彼らは明らかに実力が上のチームを相手に決してひけをとらないプレーを随所に見せてくれました。メンタルにおいても常に前向きな強い気持ちをもち、その気持を技術面につなげられたことは彼らの大きな武器となりました。
また今回彼らが最後までいい試合ができた理由の一つにレベルの高いフィットネスがあったことがあげられます。気持が切れないでやれたのはここが強かったからです。杉浦はタッチにおけるフィットネスの重要性を知っているので、そこを長期にわたって鍛えてきました。それがもろにこの大会ではいい方向に出たと思います。
そして全ての選手にこれからの可能性を感じました。まだまだこれからもっとうまくなると思います。2003年では彼らがぜひ、中心になってほしい限りです。
今回それと同時に感じたことはAUSやNZの尻尾が見えてきたということです。以前のワールドカップではずっと遠い存在でしたが、僕らがこれから長期にわたってチームを鍛え、AUSやNZに遠征を行っていけば、さらに近づけるという確信をもてました。あいかわらず質の高いタッチをやっていましたが、僕らにもそれは可能だなと思っています。
しかし、NZもAUS同様に素晴らしい環境をもっているなと感じます。ファイナルでは多くの観客がつめかけ、この場でやりてぇって思いました。ひょっとしたら、AUSより人気があるのかなとも思いました。実力も前はAUSが一歩上を行く感じでしたが、ここにきてNZが互角、もしくは上をいってるかなとも思いました。彼らは個人スキルに加え、組織でタッチをするようにもなってきたので、それが一つの強くなった理由でしょう。
今回のこの大会はまた僕に強い影響を与えました。ジャパンチームから、世界から、パワーをもらいました。行ってよかったです。

それでは次回は自分のことを。こちらもあわただしくなってきました。
またです。


第15章!!

 こんにちは。今日は雨です。芝刈りは雨だとやりません。よって休みなのです。
さて、先日、一通の手紙が家に届きました。それはNSWタッチ協会からのもので何かとあけてみると、NSW州代表を決めるトライアルに参加してくれとの内容でした。非常にびっくりしましたが、同時にやったなとうれしい限りでした。ステイトカップで代表コーチが僕に注目してくれたようです。僕らのチームから3人が選ばれました。
4月に毎年、State of Oregin という州代表同士の試合があり、そのための今回のセレクションということになります。誰でもこのセレクションに参加できるわけではないので、光栄だし、自分の自信にもつながる出来事です。せっかくなので落ちる,受かるは別にして2月3日のその日を楽しみたいと思います。レポートは次回に。

一方、スコーピオンズの方ですがNTLに帯同することが決まりました。しかし、僕の立場はシャドープレーヤーであって、誰かが怪我をした場合に試合に出られるというもので、もしそのような人がいなければサポートで終わりになります。まぁ、試合にはもちろん出たいですが、最後まで練習に出られるので、あとは流れに身をまかすことにします。誰か、怪我しろ~!本音はここだけに抑えておきます。
そして、そのスコーピオンズで1月の28、29日とYassという地で開かれた大会に参加してきました。なかなか大きな大会で、レベル別に別れ、総勢70チームものチームが8フィールドの中2日間をかけて行われました。
この大会では2名のメンズプレーヤーが不参加だったので、僕はプレーをすることができました。
結果は予選を勝ち抜き、クォーターファイナルで敗れました。調整という意味でこの大会に参加したのですが、負けた試合は内容がよくありませんでした。
僕自身もよかった点はありましたが、いつもどおりもっとできたなと思う点もあり、課題をまたもらった大会となりました。ロングパスの正確さ、状況把握といったところが今回は目立ったところです。トレーニングで直していくことにします。

というところです。
それではまたです。


第16章!!

 こんにちは。ここ1週間天気が悪く、涼しい日が続いています。日本はあいかわらず寒いんでしょうが。
2週間ほどタッチをしに後輩が訪れていました。Yassの大会でAdeladeのチームに飛び入り参加したり、月、木と僕の地域で試合をして、またスコーピオンズの練習に参加したり、NSW州代表トライアルを見にきたりと。こちらのタッチを肌で感じて帰っていったことと思います。1人でも多くそんな体験をしてほしいと思っています。

さて、NSW州メンズオープントライアルに行ってきました。直前になり、だいぶ緊張しました。
これは4月中旬に行われる州代表同士の大会でTVでも放送されるもので、そのメンバーを決めるトライアルということになります。メンズでは28名が参加しており、知っている顔も何人かいて、彼らのおかげで始まってからはリラックスすることができました。
内容としては、フィットネステスト(3種目)、ゲーム(20×6)というものでした。テストはスピード(40メートル走×3)、スピード+持久力(バック走したり、ダッシュしたりと×1)、持久力(20メートルを合図と合図の間に往復し、その合図がどんどんはやくなる、約15分×1)です。これらはすべていい結果が残せました。40m走では4秒台を出し、2位でした。持久力も最後の7人に残ることができました。
そしてゲームですが、コーチがゲームごとにポジションを言い、そこでプレーをします。僕は午最初2本をウイングでやり、あとの4本はリンクとウイングを交互に行いました。ゲームの内容は今までになくハイレベルなものでした。オフェンスに関して言えば、トップのスピードの中、ボールが流れるように移動するので、ディフェンスをするには限界がありました。また個々のレベルが高いのですぐチームとして動け、はじめてやる者同士とはとうてい思えませんでした。
そして僕自身もその中やれることをやり、終わった後にはある程度の充実度が残りました。彼らに負けない気持ちもあったし、自分のプレーができ、今のベストをだせたので、それはよかったです。あとはコーチが決めるのみという感じです。

この日は本当に疲れましたが、同時にすごく楽しめた日でした。僕自身、タッチを大学ではじめるにあたり、最初に見たビデオがこのトライアルで決まるメンバーが出場する「State Of Origin」だったので、あれから6年経った今、そのメンバーを決める場に居合わせられたことはなにかうれしい気持ちです。あの時はまだタッチというスポーツを知らずに、しかし、そのスポーツにあのビデオをみて感動していたのを覚えています。僕のタッチをはじめる一つのきっかけとなっているのは確かです。これでプレーできたらまたうれしいんですけどね。
そんなこんなでした。とりあえず、また一ついい経験をしました。これを僕自身に、日本に、つなげたいと思っています。
それではまたです。


第17章!!

 こんにちは。日本は少し暖かくなってきた頃でしょうか。こちらは夏も落ち着き(まだ暑いが)、徐々に秋に近づいているのかなという感じです。
 さて、タッチの方ですが、先日レフリーズ・セッションにいってきました。これはレベル1取得の為です。こちらではレフリーのレベルが1~6まであります。
 内容は、最初に分厚い資料をもらい、それに沿ってNSW協会から来た講師が授業のように2時間説明ということでかなり頭を使いました。タッチのルールの説明、レフリーにおける説明と細かいところまでしゃべっていました。
それが終わり、テストを受け、レフリーのハンドシグナルをみんなで実践し、約3時間あまりで終了となりました。
テストも無事合格し、なんとかレベル1を取得しました
 実際、資料の方もずいぶん細かいことまで、書いてあり、例えば、レフリーが試合に行く時にもっていかなければならないものや、ウォームアップの仕方など、またレフリングにおける細かな指示と、大変貴重な資料をもらえたなと思っています
 ぜひ、このような形で日本でもレフリー講習会を開き、レフリーの育成とタッチのレベルアップ、普及と共に行っていきたいと思っています。

 話は変わり、24,25と順天堂大学のラグビー部がタッチをやりにシドニーに訪れました。ラグビー部がタッチをやりにこちらに来るのは異例のことでしたが、なにはともあれ、こっちのタッチを知るいい機会だなと思い、僕も彼らと一緒にプレーをしました。
相手はNTLのチームということで、強いのですが、彼らがタッチを学ぼうという気持ちがあったため、ベーシックな部分を教えるとなかなからしくなり、負けはしましたが、いい試合をすることができました。
 終わったあとはおもしろかった、楽しかったという声があがり、こちらもうれしかったです。今回は相手が強かった為、タッチの本質をみることができ、何人かの選手は試合が終わった時点でタッチは一つの独立した一スポーツであると話してくれました。もちろんラグビーと似たような部分があるのですが、タッチに必要なフィットネスがあり、オフェンスの仕方があり、ディフェンスの仕方があり、そして、タッチに必要なトレーニングがあるということです。ついついラグビーの付録みたいなそんな見方をしてしまうラグビープレーヤーがいるのですが、それは違います。タッチは「タッチフットボール」というラグビーと異なるスポーツなのです。その異なるスポーツに興味を抱いてくれた、このスポーツのおもしろさを感じてくれた順天のみんなと出会えたことは、また一つうれしい出来事でした。彼らはこれからまたラグビーのために練習を始めるわけですが、僕自身、コンタクトをとりながら、また日本で彼らのできる範囲でタッチをやってくれたらと思っています。
ということで僕自身、日本に帰るまで残り1ヶ月となりました。その前にNTL(プレーはできなさそうです。いまだに怪我人がでない。ちきしょう!)に参加し、また残りのタッチを楽しみたいと思っています。
NTL直前レポート、NTLレポート、そして最後に1年間を振り返り、20弾まで行けたらと思ってます。
それではまたです!


第18章!!

 こんばんわ。NTL行ってきました。直前情報送るはずでしたが、両親がきていたり、帰る間際ということでバタバタしてました。すみません。そして今は後輩がきています。余談。結局、直前はユニホームももらい、怪我人がでしだいということで、出発を迎えることになりました。
さて、最初にNTLをおさらいしときましょう。
NTL…毎年3月に行われるAUSで最もレベルの高い大会。各地域(NSW、QLD、ACT、NT)の代表12チームが集い、大会が行われます。試合時間は25分ハーフ。
期間…3月11日~13日の3日間、なお、シニア(オーバー30、35、40、50)は14~17の3日間。
場所…コフスハーバー(シドニー中心部より、北へ600キロ。リゾート地として知られる。)

がしかし、9日より、コフスハーバーをはさむ両地域で記録的な集中豪雨がおこり、川は氾濫、家は床下浸水、道路は閉鎖と、とんでもない事態が発生し、僕自身10日の土曜日に出発しましたが、コフスハーバーに向かうすべての道路が閉鎖ということで、途中で1泊せざるをえない状況となりました。そんな状況のため、大会は1日短縮、試合時間が30分ストレートと変更され、なんとか開催となりました。それにしても11日も道路の状況は最悪で、迂回する道路も日本のようにないので、僕の車は閉鎖されている道路を強行突破し、がけ崩れや木が横たわっている中、なんとかたどり着いたのでした。でもほんとに恐かった。寿命が縮んだとはこんな時を言うのでしょう。
なにはともあれ、この事態が僕に幸運をもたらすことになったのです。結果から言うと僕はNTLメンズオープンにてプレーをすることができました。しかも今まで練習をしてきたスコーピオンズとは違うレベルズというチームで。急遽、豪雨のため来られなくなった選手の代わりを登録することを聞き、僕はその場で登録し、レベルスの一員として生まれ変わり、参加することができたのです。今までの僕の立場を話し、それだったら大丈夫ということでなんとかはいる事ができました。

しかし何が起こるかわからないものです。ほんとにラッキーです。多分こんな形でNTLのチーム、2チームに関わったのは僕だけでしょう。
できるならば、今まで練習を一緒にしてきたチームで出たかったのですが、プレーできるならばの気持ちが強かったので、そんなことはいってられません。チームメイトも楽しんでこいと送り出してくれたのでうれしかったです。
ということでまずは自分の出場したチームの報告をしますと、全部で6試合を行い、1勝5敗という成績でした。レベルが高いチームが12チーム集まったとはいえ、その中でも強い弱いがあるということで、レベルズは日本の野球でいえば、阪神のようなチームと言えるでしょう。(阪神ファンの人ゴメンナサイ)まぁもちろん強いチームがいいに決まってますが、僕にはプレーできる喜びと、強いチームと戦える嬉しさのほうが強かったので、どうでもいいといえば、どうでもいいことです。

自分自身の感想は、一言でいうと1年経った今、ようやくこのレベルになんとか追いついたかなという思いです。自分を分析するとき、フィットネス、パス、スピード、ポジショニング、声、ディフェンスと様々な角度から人と比べますが、もちろんその中でも苦手な分野があるのですが、トータルでなんとか様になってきたかなと今は思えています。それは今回の大会でプレーできたことがやはり大きいです。
プレーをしていて、1年前だったらできなかったプレーをしていると自分で思うことが多々ありました。それはやはり、今までの経験が及ぼすことであり、変わったと思えたことはホントに収穫でした。もちろん課題はまだまだあるんですけど。
また実際レベルズというチームが、僕に対してまったくの1チームメイトとして扱ってくれたことにも感謝しなくてはいけません。チームは強くなかったけど、みんないい奴らでした。
一方、本来ならばのチーム、スコーピオンズは3位という好成績を残しました。上位2チームにだけ、勝ちを逃し、あとはすべて勝つという結果でした。試合と試合の間には彼らをサポートしていましたが、練習の成果を試合で出すことができていたので、携わってきた立場としてはやはりうれしかったです。ただ、上位2チームと3位の間には大きな差があると感じました。負けた2つの試合は完敗といえる内容でした。2位のチームコブラズにおいては9ー0という大差で負け、今までになくチームが機能しなくなった試合でした。これは単純にかなりの差で力が上だったことでの結果だったと思います。特に彼らの一人一人のモチベーションの高さ、絶対に負けないという気持ちは彼らのアップの時から伺えるほど、またチームは集中し、きわめてハイレベルなチームであったと言えます。僕らもそうでありましたが、上には上がいるかなと思わざるをえませんでした。
まぁそれでもスコーピオンズは残した結果に満足し、やることはやったという達成感があったので、よかったです。大会が終わった夜はみんなでジャグジーに入り、ビールを片手に楽しみました。このチームも僕に大きな経験を与えてくれました。ミックスの難しさ、おもしろさ、を感じ、そしてそれを経て、最終的には自分たちの色を、プレースタイルを確立し、練習を通してずいぶんと伸びたように思います。その過程に携われたことはうれしいし、今後につながることと思っています。
そしてファイナルはゆっくりと観戦しました。メインフィールドの芝は本当にすばらしいものでした。国立競技場レベルの芝であると思えます。まるで緑の絨毯のようにきれいなフィールドの上でやれる彼らがうらやましかったです。また、観客もいて、大いに盛り上がりを見せました。
試合の方は各クラスともここまで勝ち抜いてきただけあり、見ごたえのあるものでした。特にウーメンズではドロップオフにもつれこむ接戦で、最も観客が沸いた試合でした。メンズにおいてもあのスピードの中でボールが展開され、やるなとついつい思ってしまうプレーが随所にありました。これらのゲームは後々ビデオが発売されるので、ぜひ見てほしいものです。
ということでいろいろあったNTL。僕にとっては幸運をもたらした豪雨。これに尽きるかもしれません。
ただ、ほんとに1年を締めくくれたという気持ちが今はあります。この大会に出る事がこのAUSに来た最終目標だったから。それを達成できたことは素直にうれしいです。
さて、これで、日本です。あとは日本にて続きを行うことにします。自分のプレーにしろ、ジャパンチームにしろ、いろいろと。
その前にもう1弾書いて。
ではまたです。


最終章!

 みなさん、ごぶさたしました。日本に帰国しました。3月24日の朝にFIT会長(世界のタッチの会長)らと連れて帰ってきました。彼らは2003年にて日本で行われるワールドカップの候補地(富士吉田)の視察のために日本に4日間滞在しました。ということで彼らに27日まで付き添っていたため、また、身の回りの整理などでまだまだごたごたしていますが、ようやくのメールになります。とりあえず、今回が”from AUS”は最終回ということになります。
けっこう、熱心に読んでくれた方、気まぐれで読んでくれた方、どんなんであれ、読んでくれた方に感謝感謝です。そして、この場を与えてくれたホマレさん、ホントにどうもありがとう。こういうことができてうれしかったです。
最初にお礼を言っとくことにします。

 で、ですね、AUSでのラスト2週間はホントに忙しかったのです。NTLが終わって後輩がきたり、自分の試合があったり、仕事もあったり、パーティーもあったりと、最後にAUSを振り返るなんてことは到底できずに帰ってきました。帰ってきたらきたらで、日本を、また我が家をくつろぐ暇もなく、お母さんの手料理を食べたのは、帰ってきて4日目のことでした。これはつらかった。でも食べた時は感激でした。ホントにうまかった。
 ということで、AUSでの1年間は終わったのですが、簡単に言うと、僕にとってこの1年間というのはタッチを思う存分して、それを楽しみ、時には苦しみ、タッチを通して、様々なことを考え、心が大きく成長した年であったと思っています。もちろんタッチのほかにも仕事から、また友達を通して、人としての自然な生き方、働き方を感じ取り、人生の楽しみ方のようなものを肌で感じることができました。
 僕は今後、ジャパンチームを始動していく傍ら、タッチの普及のためにいろいろな所に顔を出し、コーチングをし、タッチを楽しめたらと思っています。僕がそのような場でこのAUSの経験からくる言葉を話すことが多くなると思いますが、その度に僕はこの1年間を思いだし、そしてそれが役立っているんだなと実感するのでしょう。今の時点で自分自身、行ってよかったと、満足してる部分をもっているのですが、大事なのはやっぱりこれからで、この経験をどのように活かすかだと思っています。
 4月からは協会の仕事をしながら、ジャパンのチーム作り、各地域での講習会、試合などなどで、忙しいのですが、それは僕にとって、最もいい環境であり、やりがいのあることでもあります。ぜひ、一人でも多くの人がタッチを通して、その時間を楽しめ、人生の一充実につながるように、環境の整理、トップレベルの向上と、出来る限りのことをして行きます。
 これから協会のホームページの立ち上げをしますので、そこにて、またはこの志木クレッシェンズのホームページにて、これからの僕の声や現状況などを、このような形で知らせることができたらと思っています。
その時はみなさん、またつき合ってくださいね。
とりあえず、1年間ホントにありがとうございました。これを読んでくれていた方、会える日を楽しみにしています。
See you soon!

Junでした。

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